Locomotive syndrome(ロコモティブ症候群)

日本人の平均寿命は約80歳になりました。
人間が、運動器をこれほど長期間使用し続けた時代は今までになく未知の時代に突入です!日本整形外科学会では、運動器の障害による要介護の状態や要介護リスクの高い状態を表す新しい言葉として「ロコモティブシンドローム(「運動器症候群」)」を提唱しています。
「野生の動物が足を骨折してしまうと狩りができなくなり、骨折=死を意味する」とまでは極端な話ではありませんが、今まで元気であったおばあちゃんが骨折をきっかけに一気に元気を失い、今まで問題とならなかった臓器にまで障害が発生して命を縮めてしまうというという話はごく身近にある話ではないでしょうか。
運動器は健康の根幹だとつくづく感じます。
ではどのようにメンテナンスをしてゆけば我々の体は長持ちするのか・・・大きく分けると

1.ストレッチ
2.筋肉トレーニング(+バランス運動)
3.ウォーキング等の有酸素運動

の3つが提唱されています。
どれか1つだけではダメで、3つをバランスよく組み合わせて毎日続ける事! 
ですが、これがなかなか難しい・・・

岩田 晶子