更年期の切り札 エクオール

近年の大豆イソフラボン研究の中で、更年期の諸症状の改善に関与する主な物質はダイゼインの腸内分解物であるエクオールであることが提唱されています。
しかし、腸内で大豆イソフラボンをエクオールに分解するエクオール産生菌(乳酸菌)を持つ人の割合は、日本人で約5割、欧米人で約3割だそうです。
更年期症状にかなりの個人差があるのもこのためではないかと言われています。
せっせとイソフラボンを摂っても約半分の人はイソフラボンによる効果を実感できないということです。
自分がイソフラボンをエクオールに代謝できる能力を持っているかどうかは血液検査や尿の検査で調べる事ができます。
しかし現在の所、3万6千円程度の費用がかかってしまうため実用的とは言えません。
イソフラボンを代謝できないならばエクオール自体を食べればエストロゲン作用を体内で発揮してくれるので更年期症状の緩和に繋がるはずで、実際にエクオールのないタイプの方にエクオールを飲んで頂き更年期症状の改善を確認されています。
現在、某製薬メーカーがエクオールサプリメントの商品化に向けて取り組まれていますが、商品化にはあと3年〜5年ほどかかるとの事です。
1日も早く商品化される事を願います。

岩田 晶子