アンチエイジングという言葉が今やすっかり認知され、アンチエイジング産業も全盛です。
高齢化社会を迎える日本にとって個々人が自分の老いを意識して積極的にメンテナンスしていくことはとてもいい事でこのアンチエイジングという言葉の出現はその風潮を後押ししてくれたと思います。
ただアンチエイジングという言葉には何かに逆らって、抵抗しながら生きていくようなイメージを持つことからメディカルクリニック柿の木坂ではWell-beingという言葉で『よりよい生』を示してこれを目標としていくことに致しました。
今できることを来年もできるように健康・体力・気力を維持していく事はWell-beingの実現の第一歩です。
その中で気力はとても大切な要素だと思います。
好奇心や新しい事に挑戦する気持ち、そして実年齢よりも自分は若いという思い込みのある人は若々しく見えます。
見た目ですと、若く見える条件の1位は肌の張りだそうですが、私は後ろ姿が気になります。
肩が落ちて猫背であったり、おしりの位置が下がってきたり、歩いているときの足の上がりが少なかったりという事に老いを感じます。
これは運動・筋トレで変えることのできる見た目ですね。
健康の維持は言うまでもありません。
『食べる・眠る・歩く・考える・楽しむ』が1年前、3年前と比べて同じくらいバランス良くできているかという事をバロメーターにしてみると自分の老化の速度やウィークポイントがわかってくると思います。
ちょっと振り返ってみてください。
高血圧の治療が上手くいっていてもその患者さんのWell-beingは果たしてどうなのかということも当クリニックでは積極的に関わっていきたいと思います。