遅延型フードアレルギー

何かを食べて直後に蕁麻疹やかゆみが出るアレルギー反応を即時型フードアレルギーといいます。
牛乳、卵、蕎麦やカニエビなどの甲殻類を食べる⇒直後から数時間のうちに身体の不調が起こるというように何が原因食品か分りやすい食物アレルギーです。
一方、遅延型フードアレルギーというのはある食品に長く腸管が暴露され続けた結果、じわりじわりと不調の原因になってくるもので、原因食材が特定しにくい事が特徴です。

症状としては偏頭痛、慢性副鼻腔炎、慢性疲労、過敏性腸炎、情緒不安定、むくみ、体重増加、口内炎、慢性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎 等々様々です。

遅延型アレルギーの検査は残念ながら保険では認められておらず、自費での検査となります。
96種類の食品についてアレルギーがあるかどうか少量の血液の検査で調べる事ができます。

一つ一つの疾患と食品との因果関係ははっきりしていませんが、免疫の半分は腸管免疫であり食品により病気を引き起こしている可能性はとても高いものと考えられます。

・ どんな検査をしても不調の原因が分からない
・ 体質を変えたい
・ 自分の腸内環境を把握して病気を予防したい

そんな方は『遅延型フードアレルギー検査』一度受けられてもいいかもしれません。

岩田 晶子